じゃらんnet A/Bテスト CRO

スマートフォンWEBページでコンバージョン率を4.6%上げたA/Bテスト事例

じゃらんnetのスマートフォンページでコンバージョン率を4.6%上げたA/Bテスト事例

こんにちは!リーン開発チーム 大岩です。

リーンアナリティクスグループでは、じゃらんnetホットペッパー グルメホットペッパービューティーをはじめとした利用者数が数百万~数千万の大規模なサイトを、A/Bテストを軸とした仮説検証型のアプローチ(リーン開発)で、高速にサービスを改善していくというミッションを担っています。

その中で、A/Bテストを軸としたサイト改善として、課題発見→仮説立案→検証(A/Bテスト)→評価までを一貫して担当し、年間100件以上のサイト改善を行っています。

また、既存サービスに対してAWSやNoSQL、KVS、Fluentdなどの利用、分析用途としてTableau、Adobeサービス活用にも積極的に取り組んでいます。

実施内容においては、UI/UX、機能検証、アルゴリズムの検証など、様々な施策を展開しており、その中で今回はじゃらんnet スマートフォンページのUI改善についての事例を紹介します。

A/Bテストの背景

  • スマートフォンのトップページにあるキーワード検索のボックスは、ユーザ自体が何を検索すれば良いかわかりづらいという負がある
  • 複数キーワード検索ができるのにも関わらず、単一キーワードしか入力できないような表示になっているため、検索結果数が多くなり絞り込めないという負がある
  • 何度も再検索する場合に毎回一文字ずつ削除させるというのは操作的に負がある

事前にアクセス解析ツールを使っての下調べ、およびUIの負といった定性データを用いて、負を出しています。

仮説

上記の背景より、

キーワードに何を入力すれば良いかわからないユーザに対して、フォームを改善することで、より適切な検索が行われ、操作性が上がるのではないのか?

という仮説を設定しました。

オリジナルページ

オリジナル案

設計したA/Bテスト案は3つ。選ばれるのはどれか?

A案

×ボタンのみを追加する A案

B案

×ボタンとサンプル文言を入れたプレースホルダを追加する B案

C案

×ボタンと具体的な行動のサンプル文言を入れたプレースホルダを追加する C案

テスト結果

  • A案 結果変わらず
  • B案 WIN! 信頼度90% CVR改善 約2.8%ポイントアップ
  • C案 WIN! 信頼度99% CVR改善 約4.6%ポイントアップ

テスト結果から得られた考察

  • プレースホルダに追加する文言については、ただ例を書くだけでなく、より具体的に「何をしてほしいのか」「何ができるのか」を追記することで、改善ができることがわかった
  • B案、C案についてはオリジナルに対して、スペース区切りの複数キーワードで検索しているケース、検索キーワードのユニーク数が増えており、その結果ユーザが自分の探していたものにつながり、改善に貢献できたと考えられる

いかがでしたでしょうか?

スマートフォンの進化により、画面幅や表現がよりリッチになっていくため、我々はカスタマーの満足度をいかにあげていくか?ということも合わせて常に検証し、改善を行っております。

これからもリーン開発チームから、事例やノウハウ、外部カンファレンスの事例など共有していく予定です。

大岩 傑

(リーン開発チーム)

リクルートライフスタイルにてリーン開発をベースに、A/Bテストの推進、既存サービスの高速改善を行っています。A/Bテスト事例やネタをご紹介したいと思います。

NEXT