やりたいことは
ゼロからイチ

学生起業から新卒エンジニアへ
事業立ち上げをリードする

佐橘 一旗(25)

テックリード
ディベロップメントデザインユニット プロダクト開発1G じゃらんnet開発T

CAREER HISTORY

  • 2013

    リクルートライフスタイル 新卒入社

小学生の頃にPCを自作し、高校2年生でプログラミングを始め、大学時代に起業。エンジニアとして順風満帆なキャリアを歩む中、いくつかのサービスを立ち上げる中で味わった挫折。会社をたたんで就職するという選択をとった佐橘さんのキャリアについてお聞きしました。

INTERVIEW

INTERVIEW

ー 学生時代に起業していたと伺いました。

はい、大学2年生の時に友人と一緒にサービスを作って、会社を起こしました。高校生の頃からプログラミングのアルバイトをしていたので、自分で新しいサービスを作りたかったんです。しかし、当時の僕は世の中のことを何も分かっていない、ただの学生。会社はうまくいきませんでした。プロダクトを作るところで発想が終わってしまい、事業化できなかった。ビジネスには勝ちパターンや、必ずはまる落とし穴みたいなものがあると思うんですけど、それが全然分からなくて。一度どこかの会社に入り、事業の立ち上げを学んだ方が成長できると感じ、会社をたたみ、就職することにしました。エンジニアとしての経験を活かしながら事業の立ち上げに関われる会社、かつスタートアップ気質があるということで、リクルートに就職しました。

ー 就職してどんな仕事をしたんですか。

立ち上げ直後のポンパレモールにエンジニアとして配属されました。配属当初は社内開発環境に対して不満を漏らすことが多かったです。当時使っていた独自フレームワークだとJUnitコードも無く、ナレッジは貯まりづらい状態だったため、冗長な中間成果物が多かった。少しでも改善をと思い、空いた時間で勝手に新規機能を開発・提供しようとして怒られたこともありました。今では「品質担保やプロダクトとしての案件優先度のことを考えて止められたんだ」と理解できるのですが、あの頃はエンジニアとしての「ドライブ感」が無くて、日々悶々としていましたね。
そんなあるとき、上司から「不満ばかり言っていないで、どうすれば問題を解決できるか考えたら?」と言われて、ハッとしました。確かに、不満ばかり言っても何も改善しない。転職も考え始めていたんですが、このまま逃げたくない。そこでようやく気持ちを入れ替えて、どうすれば環境を変えられるか考えられるようになりました。この出来事をきっかけに、開発のスピードの向上を目的としたアジャイル開発の体制導入に力を注ぎました。


自分の介在価値さえ感じることができれば、どんな仕事をしていても楽しいです。

ー 現在の仕事内容を教えて下さい

テックリードと呼ばれる、現場での開発と、組織のマネジメントの両方を担うポジションです。開発者としては、担当しているプロダクトの技術面への責任を持つのが仕事。ビジネス側に立つメンバーからやりたいことをしっかりと聞いて、それを実現するためにどんな技術が必要なのか、その技術を採用した場合、どんなリスクがあるかなどを洗い出して、事業を前に進めていきます。
心がけていることは、何をするにしても、分かりやすく具体的な理由を説明できる状態にすること。システムって、エンジニアのおもちゃにしてはいけないと思うんです。技術を導入するときも、新しいからやってみたいとか、なんとなく選ぶのではなくて、それがクライアントへの価値にどう繋がるのかを常に突き詰めて考えます。事業視点での理由を説明できるようになると、エンジニアではない社内のメンバーとの水掛け論を防ぐ効果もあります。

ー 佐橘さんが会社から求められている役割はどんなことですか?

一人のエンジニアとして、自分自身が働きやすいと思える環境を作るために、声を上げ続けることだと思います。
エンジニアの組織づくりは、事業の立ち上げに必要不可欠です。何かを始めるなら、まずはそのプロジェクトに適した人材を集め、開発プロセスや取り決めを定めて、開発優先度を作らないといけない。開発面まで含めた全てを見るようになって初めて、コードを書くだけでなく「ビルディングプロセス」も新規立ち上げの重要な要素だと分かったんです。 組織に関わり始めた当時は、会社に文句ばっかり言っていた僕に対して、妻から「愚痴ばかりでダサい」と言われてしまって。それが悔しくて、あの頃は妻に認められたい一心で頑張っていました。結局、知らず知らずのうちに、事業を立ち上げる流れを学びたいという、入社当初の目的に戻ってきていた感じですね。

ー 今後はどんなキャリアプランを描いていますか。

直近の目標は、事業で成果を出すことです。少し前まで取り組んでいた開発体制の構築は、社内のナレッジにはなるのですが、事業への直接的な成果には繋がりませんでした。成果を生むためにも、まずは担当しているairプロダクトが目指す理想と現実のギャップを埋めていきたいですね。
課題解決をすることが大好きなので、自分の介在価値さえ感じることができれば、どんな仕事をしていても楽しいです。今後もエンジニアリングは強みの一つとして磨いていこうとは思いますが、それだけに特化するのではなく、事業を立ち上げるための幅広い力をつけていきたいと思っています。ゆくゆくは新規の事業の立ち上げにも、積極的に取り組んでいきたいですね。